<背景とねらい>
かつてないVUCA時代(複雑系社会)において、全く新しい組織のあり方、リーダーのあり方が求められており、「ティール組織」等の本も注目を集めています。
近代以降、人組織のメタファーは「機械」でした。そしてこれから求められているメタファーは「生態系」だと言われています。
このきわめて早いスピードで変化する複雑な社会ーVUCA時代ーにおいては、機械のように決まりきったヒエラルキー、ルール、言語化された組織ミッション・業務分掌や計画に沿っていてはもはや対応できない事ばかりが日々、現実的に起こっていることでしょう。
そこで本リトリートは、オオカミ(次世代のリーダー像)にふんして、森の中で”群れ”(チーム)に分かれて行動し、群れ同士の対戦や狩り(タスク遂行)をする体験を通じて生態系型リーダーシップを”身体知化”し、身につけるという、これまでにない全く新しいリーダーシップ開発プログラムです。
<なぜオオカミなのか?>
本プログラムは、29年間ネイティブアメリカンと共に暮らし、家族の一員となって、その叡智を元に様々なプログラムを展開するマザーアースエデュケーション松木正氏の集大成とも言えるプログラムです。
ネイティブアメリカンは、自然と共に暮らし、狩をしながら生活していました。そんな彼らが最も尊敬し、師として崇めていた存在がウルフ(狼)でした。
<特徴と魅力>
最先端のリーダーシップ開発プログラム
本プログラムは、米国の新しいリーダーシップ開発の方法論 Embodied Learningに位置付けられます。Embodiment(エンボディメント)とは、em+bodyで具現化するということです。
「知識」レベルのリーダーシップ開発の限界から、現在では「身体知」レベル、つまり体験から”からだで”覚えるアプローチが不可欠だとされています。
「頭でわかる」と「からだでわかる」の違いは雲泥の差であるのはいうまでも在りません。高速変化の時代に求められるリーダーの日々の意思決定は即座にからだで反応できるレベルになる必要があります。
更に付け加えると、生態系マネジメントのレベルでは、もはや頭や言語での理解レベルでは追いつかないものです。次世代のリーダーのあり方は、”そのレベルでの体験”を通じてしか得られない、既存パラダイムの延長である”日常からは何も変われない”のです。
アインシュタインはかつてこう言いました。”Information is not knowledge. Knowlege is Experience.”(情報は叡智ではない。叡智とは経験でしか得られない。)
<メソドロジー>
この”Embodied Learning”ー「身体知化」を支える重要なメソッドとしてプロセスワークを活用しています。今この瞬間に自分の内部に起きているプロセスを自覚する”メタ認知”レベルを高めるのにとても有効な手法です。プロセスワークは、アメリカのユング派心理学者アーノルド・ミンデルが中心となって創始、発展させてきた、心理療法、自己成長、関係性への取り組み、社会運動等に統一的に活用される画期的な手法で在り、老荘思想の「道」の概念、量子物理学、マハトマ・ガンディーなどに多くの影響を受けています。
<こんな方におすすめ>
スタートアップ・ベンチャーの経営者・役員
大企業の新規事業担当者・責任者
企業の人事・人材開発部門担当者・責任者
今の自分や社会に限界や疑問を感じる全ての方々
<期待できる効果>
次世代のリーダーシップに関する能力を身体で感じることで意識レベルが上昇し、行動の変容が起こります。リーダーに関するスキルをホリスティックに向上させてくれます。(以下は全て言語化できないレベルの体験的な理解に基づきます)
1)自分の限界を知る
2)フロー状態のメカニズムを知る
3)生態系型のチームビルディングを知る
4)生態系型チームでのリーダーのあり方を知る
5)主体性、創造性、慈悲性を体験で理解する
6)マインドフルネスが身につく
7)プロセス/エネルギーマネジメント力が身につく
◆日時◆
2020年10月10(土)~11日(日)
◆場所◆
山梨県 清里 キープ協会
◆お問い合わせ◆
ヒューマンポテンシャルラボ
HP:https://h-potential.org/post_program/be-wolf-camp/
FB:https://www.facebook.com/events/778823229524014/
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